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リノベーションプロジェクト Reno*[リノ]



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*「みなさん、さようなら」の試写会に行ってきました。

どうも、Reno*吉川です。

最近、団地がますます注目されているのを知っていますか?団地本が複数発売されたり(Reno*作品が載っている本は1/25発売予定)、団地マニアの方がテレビに取り上げられたり、建築家が団地のリノベーションでグッドデザイン賞を取ったり、URさんが改装自由なお部屋を出したり、、。

そんな中、団地を舞台にした映画、「みなさん、さようなら」の試写会に行ってきました。久保寺健彦原作の同名小説を「アヒルと鴨のコインロッカー」「チームバチスタの栄光」「ゴールデンスランバー」などを手掛けた中村義洋監督が映画化。主演は中村組ではおなじみの濱田岳さんです。あとは倉科カナ、波瑠、大塚寧々、ベンガルさんなど実力派ばかりです。

こちらチラシです。
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ストーリーをネタばれしない程度に簡単に言うと、濱田岳演じる主人公の悟が12歳の時に、「一生団地の中だけで生きていく」と宣言し、団地の中で30歳まで過ごすと言う話です。

はい、簡単すぎましたね(笑)。

(団地的に言うと)高度経済成長時代で団地が「憧れ」だった時代に、団地に移り住んだ人たちに子供が生まれ、学校もクラスみんなが団地の子供みたいな、団地内の商店街にも活気があった時代。そこからだんだん人々が引越し離れていき、老朽化した団地は取り壊される。住人の減少に伴って商店街もだんだん活気を失っていく、、団地好きにはちょっと悲しいシーンもあります。そんな団地の中で悟の同級生や団地の人々との人間模様や悟の成長していく過程が甘酸っぱくもコミカルに描かれています。そもそも、なぜ悟が団地から出ないと決めたのか、、。気になった方は是非オフィシャルサイトを観て下さい。そして映画館に行って下さい!!

オフィシャルページはこちら。
http://minasan-movie.com
  
ちなみに、時代設定が1980年代と古いので、服装やらなんやらがダサイ(古い)です(笑)。その印象のままこの映画の内容もダサイと思われるのが嫌だと中村監督も言っていましたが、、ストーリーは全然ダサくないですし、好き嫌いもあるとは思いましたが、私は結構楽しめました。感想をもっと書きたいですが、ネタばれしそうなので控えます。
 
 
最後に一言だけ。
一部の分譲団地や立地の良い賃貸は人気があるものの、立地が悪くて築年数の経った団地は空室が多く、高齢化も進み、映画の様にかなり悲しい状態になっているのが原状です。団地ファンのReno*としては、これら団地を変えていくお手伝いをしたいと思っております。アイデアもあります。URさん、是非一緒に仕事をしましょう、ご連絡お待ちしております(笑)
 
では、これからもReno*をよろしくお願いします。 
 
 
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